先輩社員インタビュー

情報系の専門学校に通っていた時に、合同企業説明会に参加しました。
その中で、企業ブースがとにかく色とりどりで目立っていたのがワカキヤでした。
興味本位で説明を受けてみたところ、仕事自体も面白そうで、ちょうどパソコンやエクセルなどのスキルや知識を持ったスタッフを探しているということだったので、「やってみようかな」と思いました。
会社見学をした時の社内の雰囲気もすごく良かったですし、企業として大きな魅力を感じました。

入社して1年位は、商品の仕分けや野菜のカット、惣菜の調理など、様々な現場を経験させてもらいました。
今でも、忙しい時などには、現場に入って調理などのサポートをすることもあります。
現在は、主に事務関係の業務全般、HACCPに関する業務、他にも専務と一緒に試作品開発に関する業務などを担当しています。
同業者の仲間や取引先のバイヤーさんが集まってチームを作り、定期的に集まっては新商品の開発企画を進めています。
通常、食品会社は、肉、魚、野菜など専門分野に特化した企業がほとんどなのですが、ワカキヤの場合、ジャンルに関係なく、ほとんどの食材や材料を扱っているため、どんなメニューにも対応できるのが強みです。
仲間の要望や意見を取りまとめて、商品を実際に作り上げる役割を担っています。

出社は8時30分くらいです。
家から40分くらいかかりますが、車の運転も好きなので苦にはならないですね。
朝礼の後、地元の保育園や幼稚園に給食用の野菜をお届けし、午前中は、HACCP関連の業務や、処理しなければならない事務仕事を行います。
午後は、商品開発の仕事に取り組むことが多いです。
例えば、今は取引先から「あまってしまったベーコンをうまく使えるメニューを考えて欲しい」という依頼をいただいていまして。
レシピの組み合わせを考えたり、調べ物をしたりと試行錯誤を繰り返しています。
専務に同行して、営業などで外出することも多いです。
そういう場合、お昼ごはんを外食で済ますこともあるのですが、職業柄、出てきた料理のソースにどんな食材を使っていて、どんな調理をしているのかなど議論を始めてしまうことも多々あります。
そういった何気ないことが新商品のアイデアになったり、思わぬインスピレーションを生むことがあるので、この仕事は面白いなあと思いますね。

管理部のスタッフとして、たくさんの社員の皆さんと接する機会が多いので、上司や仲間に頼りにされたり、喜ばれたりするとうれしいです。
また、ものづくりに携わる者として、自分の企画した商品が採用されたり、実際に店頭に並ぶ姿を見るのは、大きな喜びです。
ありがたいことに、去年は、全社員投票で選ばれる「社員MVP」のブロンズ賞を受賞できたので、また選んでいただけるようにがんばっていきたいと思います。

商品を発注する仕事も多いので、ミスをしないように気をつけています。
1つのミスによって商品が届かないだけで、全てに影響が出てしまいますので、責任は重大です。
また、商品開発などで各社のスタッフが集まって会議をするのですが、どうしても私の性格上、積極的に発言するようなことが苦手でして。
その辺りも、徐々に改善していけたらと思っています。

私は、日曜日と水曜日がお休みです。
休みの変更など融通も利かせてくれますし、なによりそういった相談を上司や仲間にしやすい環境になっているのが良いところだと思います。

会社の方から、食品微生物検定にチャレンジしてみないかと勧められているので、勉強をしてぜひ挑戦したいと思っています。
試験費用ももちろん補助してくれますし、仕事が早く終わった分の時間を勉強に当てさせてくれたりと、社員に対するサポートは、本当に手厚いです。

会社の雰囲気は「アットホーム」の一言に尽きます。
働きながらいろいろな知識や技術が学べますし、これほど様々な分野に挑戦している食品会社は、他にないのではないかと思います。
私もそうでしたが、食品や料理などの専門的な学校に通っていなくても、一から学んでいけるので、まったく問題はありません。
他分野からチャレンジしてみるのも、おすすめです。

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